一刻も早く直して欲しい!トイレの修理時間はどのくらいかかる?
トイレがつまった際に自分で直せる場合と、専門業者に依頼しないと難しいことがありますがどちらにしても気になるのがつまりを修理する時間です。これも原因によってかなり違い、短いと15分程度で、基本は1時間かかると言われています。長いと3時間くらいかかります。ここではトイレつまりの修理時間や仕方などについて紹介します。
トイレのつまり修理にかかる一般的な時間
トイレのつまりは早く改善しないと生活にも影響するため、どれくらい時間が必要なのか気になります。早くなおしてもらい何とかしたいと思いますが、作業が難しくなるほど時間もかかり、その分料金も高くなっていきます。
もっともはやく直るのはトイレットペーパー詰まりで、これなら自分でもラバーカップを使って解消出来たり、業者だとローポンプを使って作業します。これは圧力をかけてつまりを解消するためラバーカップより解消確率が高く、ローポンプを使って上手く解消出来れば15分程度で終わります。 他にもトイレットペーパー詰まりには薬剤を使い解決する方法があり、これはペーパーを溶かすまでの確認作業が必要で30分から45分程度です。
また、トイレに流せないものを流してしまうと、便座を外すことになり1時間半から2時間程度、高圧洗浄を使ったときも同じくらいかかります。 繋がっている外の下水から水や汚物が溢れてきて、逆流してきている場合はさらに大掛かりな作業となって3時間くらいはかかりますが、一般的なものだと1時間程度で終わります。
簡単なものなら早く終わりますが、簡単でなくて修理自体が難しく手間がかかるときにはその分長くなります。また、簡単だと思って自分で修理をしようとすると、逆に症状が悪くなって業者に依頼してもその分手間がかかり余計に無駄に長くなるので注意が必要です。
つまったときの手軽な改善方法について
詰まってしまったときに症状が軽いときには自分でも改善する方法はいくつかあります。まず手軽なのはぬるま湯を流すことで、ペーパーなどが詰まったときには40度から60度のぬるま湯を流して改善することも出来ます。ただ、温度が高すぎると便器が割れてしまう恐れもあるため注意が必要で、暫く時間を置くとお湯を使わなくても自然と溶けることもありますが、お湯を使うと溶けるのが早くなります。
ホームセンターなどで買えるラバーカップもつまりを手軽に改善出来る道具で、すっぽんとも呼ばれています。便器の中の水を少しくみ取ってから、排水路の入り口にカップを押し付けるようにして次に引き上げて、この動きを何度か繰り返します。
古いタイプや家族が多くて頻繁に使う家庭だと尿石が排水溝に蓄積して、そこにペーパーが引っかかることで詰まることもあります。 この場合は尿石除去剤などの薬剤を便器の中へいれて規定の時間放置して水で流すだけで、何度か繰り返すと効果が期待出来ます。薬剤だといれてからある程度置かないといけないので、即効性はありません。
他にワイヤーブラシを使う方法もあり、細長いワイヤーを便器に差し込むようにして先端で排水路に詰まった異物を崩します。難易度が高いので慣れてない場合はラバーカップの方が良いです。
また、バケツやペットボトルで水を汲んで勢いがある水流を作るイメージで便器へ水を流して解消する方法もあり、トイレの水位が高くなるときは、事前に水をくみ取って減らしておいて周囲に汚れ防止のビニールや新聞紙を敷きます。
詰まってしまう主な原因について
トイレがつまってしまうには原因がいくつかあって、その一つに詰まりやすい構造になっている箇所があることです。種類によっては排水管につまるのが起きやすい構造となっているところもあって、起きやすいのが便器から流れた水が通る排水路の途中、急なカーブの「せき」がある部分、また排水口の出口でも良く起きます。
一番多いのがペーパーや排せつ物を大量に流して詰まる場合で、必要以上に流すものの量が多いと起きたりしますが、流す水量に問題があったりします。最近は少ない水量で流せる節水タイプが多く、貯水タンクへペットボトルを沈めて少量で済むように調整していたりします。
ペーパーは水溶性ですが十分な水量がないと溶けるのに時間がかかって詰まります。 大体は水流が強い「大」と弱い「小」の2種類の流し方があり、小は節水の効果がありますが場合によって水流の圧力が足りないのでつまったりします。
他にも水に溶けない異物を流してもつまってしまい、基本的に流せるのは水に溶けるペーパーだけです。 ペーパーの量が多くなるときは何度かに分けて流すなどの工夫を行い、意外に知られてないのが水に溶けないティッシュやお掃除シート、おしりふきなどを流してしまうことです。同じ紙製品でも水には流せず、他にも生理用品やおむつもダメです。
ペットの排せつ物や吐瀉物なども流しても問題ないように感じるものも、詰まらせたりします。猫砂も水を吸収しやすく排水路にこびりつきやすく、油分が多い吐瀉物は水流を悪くさせます。
トイレのつまりの修理は一般的に1時間程度ですが、作業自体が難しく手間などがかかるときにはそれ以上かかりますし、簡単だともっと早く終わります。見積もりを依頼したときに、どれくらいかかるかも大体説明してもらえるので確認しておくと良いです。