悪徳なトイレつまり修理業者の特徴・引っかかった場合の対処法を紹介
トイレが詰まった際の対処として、修理業者への依頼がひとつの手段として挙げられます。しかし、トイレつまりの修理業者の中には悪質な業者もいます。適切な業者選びには、悪質な修理業者の特徴を理解し、注意することが欠かせません。本記事では、悪質なトイレつまりの修理業者の特徴を深掘りして解説します。
悪徳なトイレつまり修理業者の特徴
トイレつまり修理で悪徳業者の被害に遭わないためには、以下のような特徴をもつ業者を避けることが重要です。
他社と比較して安すぎる
「数百円から」といった極端に安い料金を広告に掲げる業者には注意が必要です。実際、トイレ修理は最低でも3,000円以上が相場であり、不必要な追加工事や高額請求をされるリスクがあります。料金相場を把握し、適正価格かどうかを見極めましょう。
法人名や所在地の記載がない
公式サイトやチラシに法人名や所在地が記載されていない業者は避けるべきです。トラブル時に連絡がつかず、最悪の場合は泣き寝入りする事態になり得ます。所在地の正確性をGoogleマップで確認しましょう。
見積書を作成しない
優良業者は作業前に見積書を提示し、金額変更時も再提示してくれます。一方、悪徳業者は見積書を出さず、作業後に高額請求する手口を用います。見積書の提示を要求し、作成しない場合は他業者に依頼しましょう。
不安をあおり契約を急かす
「早く修理しないと水が溢れる」と不安をあおる業者も要注意です。焦りを利用して契約を急かし、不必要な高額作業を進められるケースがあります。一旦冷静になり、不安をあおるような態度の業者は断るべきです。
詳しい説明をせず追加工事を提案する
追加工事が必要な場合でも、作業内容の詳細な説明や再見積もりがなされるべきです。悪徳業者は必要のない工事を提案し、説明を省略する傾向があります。疑問を感じたら理由を尋ね、納得できない場合は作業を断りましょう。
悪徳修理業者に引っかかった場合の対処法
万が一トイレつまり修理で悪徳業者に対応された場合、適切な対処法を取ることで被害を最小限に抑えられます。以下では、状況別に対処法を紹介しましょう。
高額請求されたときの対処法
修理後に高額な請求を受けた場合、まずその場で支払いを拒否し、後日納得できる金額で支払う意思を示すことが重要です。作業内容が適正であるならば、その分は支払う必要がありますが、納得できない金額の場合は支払いを拒否できます。
また、脅迫や暴行に発展しそうな場合はすぐに警察に連絡しましょう。さらに、消費者生活センターに相談して、適切な対処法を教えてもらうのも必要です。
作業を中断したのに請求されたときの対処法
修理が未完了であったり、キャンセル料について事前に説明がなかった場合、料金を支払う義務はありません。作業開始前に、トイレが修理できなかった場合の対応やキャンセル料について確認しておくことが重要です。もし請求された場合、その場で支払いを拒否し、後日消費者生活センターへの相談をおすすめします。
支払ってしまった後の対処法
もしすでに料金を支払ってしまった場合、クーリングオフの検討が有効です。クーリングオフが適用される条件として、請求金額が広告に記載された金額と大きく異なり、契約日から8日以内であれば、返金される可能性があります。クーリングオフの条件に該当するか判断が難しい場合は、消費者生活センターに相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。
トイレつまりの修理を依頼する前にできること
悪徳業者とのトラブルを避けるためには、事前に以下のような予防策を取ることが大切です。以下の方法を実践することで、安心してトイレつまり修理を依頼できます。
自分で直せないか試してみる
軽度のトイレつまりであれば、業者に頼む前に自分で解決できる場合があります。試してみる方法として、トイレクリーナーや重曹+お酢+お湯を使った方法、ラバーカップやワイヤーブラシを使用する方法などがあります。これらの方法を試してみることで、無駄な出費を抑えられます。
ただし、自分でできない場合は無理に解決しようとせず、業者に頼むことを検討しましょう。
口コミや評判をチェックする
修理業者を選ぶ際には、ほかの利用者の口コミや評判をしっかり確認することが重要です。口コミは、業者の信頼性を判断する際に非常に役立ちます。
悪徳業者は低評価や悪い口コミが目立つため、口コミを参考にして優良業者を見分けることが可能です。口コミをチェックする際は、具体的な内容が書かれているものを重視すると、より信頼性の高い情報を得られます。
複数の業者に見積もり依頼をする
見積もりを1社だけに依頼するのではなく、複数の業者への依頼をおすすめします。2〜3社から見積もりをもらうと、料金が適正かどうか判断しやすくなります。
とくにトイレつまり修理を初めて依頼する場合は料金相場が分からないため、複数の業者から見積もりを取って相場を把握することが重要です。これにより、不当な高額請求を避けられます。
まとめ
トイレつまり修理を依頼する際、悪徳業者に引っかからないためには、事前の準備が不可欠です。安すぎる料金や法人情報が不明な業者は避け、口コミや評判をチェックしましょう。また、複数の業者から見積もりを取り、相場を把握することも大切です。万が一、高額請求や不安をあおるような業者に遭遇した場合は支払いを拒否し、消費者生活センターや警察への相談が効果的です。事前の対策と冷静な対応が、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。